ソフトバンクロボティクス、搬送ロボ「PUDU T300」向けカゴ台車牽引ジグを販売開始
ソフトバンクロボティクスは2026年7月31日、搬送ロボット「PUDU T300」向けの新オプションとして、モノリクスと共同開発したカゴ台車牽引用ジグ「Begin⁺ JIG for T300」の販売を開始した。既存の標準カゴ台車にワンタッチで連結でき、特別な加工なしで搬送工程を自動化する。搬送先での自動切り離しとホームへの自動帰還にも対応する。
世界のフィジカルAIを、日本語で。
ロボット・AIモデルの新製品および各社の発表
ソフトバンクロボティクスは2026年7月31日、搬送ロボット「PUDU T300」向けの新オプションとして、モノリクスと共同開発したカゴ台車牽引用ジグ「Begin⁺ JIG for T300」の販売を開始した。既存の標準カゴ台車にワンタッチで連結でき、特別な加工なしで搬送工程を自動化する。搬送先での自動切り離しとホームへの自動帰還にも対応する。
GRIPSとライトカフェは2026年7月2日・3日に日本科学未来館で開催されたLADEC2026に共同出展し、JAKA MiniCoboと8連ピペッタによる自動分注デモを公開した。両社は特定ベンダーに依存しないオープンソース基盤のラボオートメーションを提案し、ROSベースの制御プラットフォーム「ROSSetter」をRAGとロボット制御をつなぐエッジサイドプラットフォームへ発展させる構想を示した。
XYZPITは2026年8月24日、ヒューマノイドロボットGalaxea R1 Lite向けに、Isaac GR00T N1.6を微調整した視覚言語行動モデル「vlash-random4-ee-gr00t-n1.6-160000」を公開した。本モデルはエンドエフェクタ姿勢を直接出力し、遅延拡張により実機での非同期チャンク実行を可能にする。評価では遅延1〜2で誤差が最小となり、遅延8では約1.8倍に増加した。
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2026年8月21日、AIを活用した動画解析により現場のプロセスマイニングを可能にするソリューション「ProcessLens」の提供開始を発表した。同社は本ソリューションを軸に、今後3年間で50件の受注を目指す。
RoboDynaは2026年8月23日、動的マニピュレーション向けのVLAモデル「X-VLA-RoboDyna」をHugging Faceで公開した。ベースは2toINF/X-VLA-Pt(0.9B)で、4,050エピソード・35タスク(137万フレーム)でファインチューニング。ロールアウト評価は未実施で、成功率は未報告。
Roboflowは2026年8月23日、130種類以上のビジョンAIモデルを無料で試用・比較・評価できる「Roboflow Playground」を公開した。Anthropic・Meta・OpenAI・Googleなどの最新VLMからオープンソースモデルまで対応し、同じ画像とプロンプトで最大5モデルを同時実行できる。ゼロショットコンピュータビジョンモデルの選定作業を簡略化するツールとして注目される。
Generalist AIは2026年8月22日、ロボット学習向け基盤モデル「GEN 1.5」を発表した。3〜12秒の短いデモで新しい操作行動を学習でき、従来のタスク別プログラミングを不要にする。Humanoid GuideのBrain Scoreで6/10を獲得し、成熟した能力を持つと評価された。
Waymoはロボタクシーの性能向上のため、TSMCの5nm技術をベースにしたカスタムASICチップを開発した。単体で1000TOPS超のML性能を持ち、1両に2つ搭載される。2026年8月23日からのHot Chipsで講演予定。
Honorのヒト型ロボット「Lightning」が100mを9.32秒で走り、人類の世界記録(9.58秒)を上回った。ピーク速度は秒速14.5メートル。第2回世界ヒューマノイドロボット競技大会の準備イベントで記録した。
R2 Labsは、既存のレガシー設備にAIビジョンや先端ロボティクスを追加するコントローラ「RAC」を提供する。CEOのRoby Lynn氏は、ソフトウェア定義型製造が実工場でどう機能するかをポッドキャストで解説した。同社はジョージア州ピーチツリーコーナーズに拠点を置く。
エコバックスジャパンは、窓拭きロボット「WINBOT W2S PRO OMNI」と「WINBOT W2S PRO」を2026年8月21日に発売する。新技術「TruEdge 2.0」により窓枠の際まで清掃でき、OMNIモデルは多機能ステーションを付属する。価格はOMNIが99,800円、PROが69,800円(税込)。
kemjensak/unlv_vla_policyがHugging Faceで公開された。Physical Intelligenceのπ₀.₅をベースに、移動コンベヤ上のスナックを箱に置くタスク向けにファインチューニングしたVLAポリシーである。学習データは62エピソード、16万2900フレームで、ライセンスはApache-2.0。
EPS-Ehrhardt Partner Solutionsは、EPG開発のAIプラットフォーム「EPG AURA」を国際物流総合展2026で日本初公開する。AURAはWMSデータをAIで横断分析し、現場の意思決定を支援する。同社はLFSWMと組み合わせた次世代物流システムを提案する。
日立ハイテクは2026年8月20日、フィジカルAIを活用し、全固体電池向け正極活物質のコーティング最適化を支援すると発表した。同社のXRF装置とパウエルックのプロセスシミュレーションを組み合わせ、コーティング条件の最適化を図る。Lab to Fabでの開発・量産化の期間短縮を目指す。
株式会社アイスマイリーは2026年8月26日・27日、新宿住友ビル三角広場で「AI博覧会 Summer 2026」を開催する。過去9回で累計5万7千人以上が来場したイベントで、今回は100社・約200製品が出展し、フィジカルAI・ロボットゾーンでは国内初展示の産業用ヒューマノイドなどが披露される。
リトアニアの防衛スタートアップLuna Roboticsが、FPVドローン向け暗視カメラ「LunaCam」をDALO Industry Daysで展示した。LunaCamはウクライナの戦場で試験・検証済みで、低遅延のリアルタイム映像とソフトウェアによる画像強調を特徴とする。同社は防衛・宇宙製造業に分類され、Kaunasに拠点を置く。
三菱ケミカルは2026年8月19日、最先端半導体の研磨工程に使う超高純度コロイダルシリカの事業化を発表した。同社の九州事業所(福岡県北九州市)に生産設備を新設し、2028年10月に営業運転を開始する予定。独自技術により不純物の含有を抑え、顧客ニーズに合わせた粒子サイズや濃度のカスタマイズが可能としている。
Agtonomyは2026年8月19日、自律走行プラットフォームのデータ収集能力拡大と、完全自律型の多段切り返し旋回機能を発表した。稼働中の各車両は毎時2テラバイト超のデータを処理し、500以上のインプルメントに対応する。同社はKubotaやBobcatの車両をレトロフィットする完全自律パッケージを提供している。
FastLabelは、フィジカルAI向けデータ生産工場の立上げ・運用を支援するソリューション「Data Factory Operations」の提供を開始した。同社は都内に1,000平方メートル以上のフィジカルAIデータ研究開発拠点を有する。本ソリューションは、データ生産の工場化を支援し、AI開発のデータ基盤整備を加速する狙いがある。
TriOrbは2026年7月31日、全方向移動ロボット基盤「TriOrb BASE」の基幹ソフトウェアをキーエンス製PLC「KV-X500」シリーズに標準対応させた。これにより専用PCや中継デバイスが不要となり、ラダープログラムで搬送指示を出せる。システム簡素化とコスト削減が期待される。
MIXIは、会話AIロボット「Romi」と外部機器・サービスを連携させる開発基盤「RomiCore SDK ベータ版」の提供を開始した。医療・介護・自治体・企業での活用を想定し、パートナー企業との共創を加速する。これにより「Romi」は「話すロボット」から「つながるプラットフォーム」へ進化する。
フューチャースタンダードは2026年8月20日、既存の防犯カメラを自律巡回AIエージェント化する「Smart Rounds」の一般提供を開始した。標準パッケージは初期費用660万円(税込、カメラ40台・エッジPC1台・NVR1台構成)で、年次費用33万円。VLM技術により自然言語で解析条件を設定でき、既存カメラを活用する個別見積もりプランも用意する。
Heart Aerospaceは2026年8月12日、世界最大の全電動飛行機X1の初飛行を実施した。27分間の飛行で消費した電力は5ドル(約800円)分で、高度約335メートルに到達した。量産機ES-30は2028年に試験飛行、2031年の就航を目指す。
PTCは2026年8月13日、CAD/PDMプラットフォーム「Onshape」向けに新機能「FeatureScript MCP Server」の提供開始を発表した。エンジニアは自然言語とAIを用いて、プログラミング知識なしで再利用可能なカスタムCAD機能を作成できる。AIが機能の構築、テスト、デバッグ、改良を支援し、エンジニアリング知識をコードとして蓄積・共有できるようにする。
NECファシリティーズは2026年7月30日、工場・施設向けのリスク診断ソリューションの提供を開始した。BCP診断、LCM診断、法令診断、防災診断、省エネルギー診断の5つの診断メニューで構成される。施設全体のリスクを総合的に評価し、優先課題と対策の方向性を提示する。
Comma.aiは2026年8月19日、車載コンピューターにデスクトップGPUを接続するeGPUドック「Chestnut」を発表した。ドックのみの「tiny chestnut」が249ドル、AMD Radeon RX 9060 8GB付属の「Chestnut “ready to drive”」が799ドル。電力上限を約10Wから約100Wに引き上げ、openpilotの大型モデルを実行可能にする。
東京のEnacticは、物理AI研究向けの上半身特化ロボット「OpenArm 02」を発表した。14自由度、重量30kg、可搬重量15kgで、準直接駆動ブラシレスモーターと低減速比遊星ギアボックスを採用する。ROS 2とCAN FD制御バスにより毎秒1000サイクルで駆動し、物体把持用のRGBカメラを内蔵する。
ブラザー工業は2026年8月18日、工具64本を搭載できる複合加工機「SPEEDIO M300Xd2-64T」を開発したと発表した。主軸30番の複合加工機で工具64本を搭載できるモデルは業界初としている。同機は工具交換時間の大幅な短縮を実現し、2026年9月以降の展示会で参考出品される予定。
X Square RobotはWRC 2026で、家居サービス、物流分拣、データ基盤の3領域を展示した。物流分拣では毎時1,816個の処理能力と98%の精度を実証し、ハードウェアコストを70%削減したと主張。無本體データ収集ソリューションQUANXTA Zeroも公開した。
Ekko55は2026年8月19日、ブロック整列タスク向けの視覚言語行動モデル(VLA)『vla-block-sort-policy』をHugging Faceで公開した。ベースモデルはlerobot/smolvla_baseで、データセットはEkko55/vla-block-sort_20260818_191427。ライセンスはApache-2.0。
Rodriguezは、ThomsonのMovotrak Cobot Transfer Unit (CTU)を採用した協働ロボット用の可動式7軸ユニットを発表した。最大10メートルの動作範囲と衝突検知機能を備え、1台の協働ロボットを生産ラインの複数ステーションで使用できる。衝突検知は安全機能を補完するもので、規格で要求される安全機能を代替するものではないとしている。
ZEALSは2026年8月5日、屋内向けコンパクトヒューマノイド「D1」を発表した。価格は1体500万円からで、2026年度内に100台量産、累計10,000時間の現場稼働を目指す。ハード・OS・AIモデルを自社開発し、医療・介護を皮切りに製造・物流、ホテルへ展開する。
AVITA株式会社は、アバター・ロボットが人と調和し安全に働くためのソフトウェア基盤「AVITA OS」を発表した。同OSは、遠隔操作や自律制御を統合し、安全性を重視した設計が特徴。具体的な機能や提供時期は明らかにされていない。
ピノベーション株式会社は、協働ロボットとAI搭載カメラを組み合わせた自動化サービス「COBOTIX」の紹介サイトを公開した。初期費用を抑える月額サブスクリプション方式を採用し、導入しやすさを重視している。
ZERO ZERO ROBOTICSは、3軸ジンバルカメラと自律飛行カメラを1台に融合した新カテゴリーのカメラ「HOVERAir VERSA」を発表した。フライトウィングの装着で手持ちから空撮へ切り替わる。日本では2026年9月中旬より先行販売を予定する。
メルセデス・ベンツグループは、新型EV「CLA with EQ Technology」と「CLA Shooting Brake with EQ Technology」を発表した。エントリーモデルでも上級感を持たせ、最新のプラットフォーム、車載インフォテインメント(IVI)システム、ビークルOSを搭載する。パワートレーンには最高出力200kWのモーターと2速の変速機を組み合わせる。
スズキ初のEV「eビターラ」は、日本ではなくインドで生産する異例の方針で開発された。トヨタ自動車やダイハツ工業との共同開発車であり、国境と企業をまたぐ開発となった。日経クロステックが開発の苦労話を連載で公開している。
三井倉庫ホールディングスは、受託物流業務向けに生成AIを活用した出荷検品アプリを開発・導入した。バーコードのない商材をスマートフォンで撮影し、AIが照合する方式。同社は2026年8月14日に発表した。
アトラックラボは、UAV・UGV・USV・UUVなど陸上・水上・水中・空中の複数ロボットを一つの画面で統合制御するWebグランドステーション「AT-GCS」を開発した。Webブラウザで操作でき、ローカル・クラウド両環境に対応。自律制御プラットフォーム「AT-Synapse」と連携し、一人のオペレーターによるSwarm(群制御)運用を可能にする。
ソフトバンクは2026年8月中旬以降、日本上空でHAPS(成層圏通信プラットフォーム)の試験サービスを実施する。2027年以降の商用化を目指し、飛行性能や通信性能、地上網への干渉影響を確認する。使用機体は米Sceye製の飛行船式で、2026年3月に米国で1万km以上のテストフライトを完了している。