Hyperion Robotics、640万ユーロ調達 炭素ネガティブコンクリートのロボット工場を欧州展開
フィンランドの物理AI企業Hyperion Roboticsが640万ユーロの成長資金を調達し、ロボット式マイクロ工場を欧州で拡大する。ラウンドはCourse Correctedと欧州イノベーション評議会基金が共同主導し、累計調達額は約1740万ユーロに達する。同社は炭素ネガティブを目指す新コンクリート材と、自己監視型ロボット3Dプリンターを組み合わせたインフラ製造を展開する。
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資金調達・IPO・バリュエーション
フィンランドの物理AI企業Hyperion Roboticsが640万ユーロの成長資金を調達し、ロボット式マイクロ工場を欧州で拡大する。ラウンドはCourse Correctedと欧州イノベーション評議会基金が共同主導し、累計調達額は約1740万ユーロに達する。同社は炭素ネガティブを目指す新コンクリート材と、自己監視型ロボット3Dプリンターを組み合わせたインフラ製造を展開する。
英国プリマス拠点のOshenが、海洋データ収集ロボット「C-Star」の量産拡大のため約4.27百万ユーロ(約500万ドル)を調達した。調達はLunar Venturesが主導し、AlbionVC、Twin Track、Concept Venturesが参加。同社は生産レートを3倍に引き上げ、海軍・気象機関・海洋科学者からの需要に応える計画。
AI物流ゲート・ヤード自動化のEAIGLEが、Noro-Moseley Partners主導の資金調達を実施した。調達額は非公開。資金は市場展開の加速と独自の自動化技術開発に充てられる。
三菱電機は2026年7月24日、衛星搭載レーダーを開発する米国スタートアップArray Labsに1000万米ドルを出資し、安全保障用途を中心とした情報提供サービスの事業化に向けた協業に合意した。Array Labsは同時期に総額2100万米ドルの戦略的資金調達を実施し、三菱電機はその約半分を占める中核投資家として参加した。両社は宇宙ベースの空中移動目標表示(AMTI)技術を活用し、アジア太平洋地域の防衛・安全保障顧客向けに衛星による航空機・船舶追跡サービスを開発する。
中国のヒト型ロボット新興企業ユニツリー(宇樹科技)が2026年8月19日に上海証券取引所科創板へ上場した。初日の株価は公開価格比629%高となり、時価総額は一時約4450億元(約660億ドル)に達した。調達資金はロボットの自律動作を担う「大脳」、AIモデルの強化に充てる。
Takt Inc.は2026年8月17日、倉庫労働管理・インテリジェンスプラットフォームの拡大のため、925万ドルのシリーズA資金調達を発表した。リード投資家はBallast Point Partnersで、同社にとって初の機関投資家ラウンドとなる。調達資金は、プラットフォームへの投資、AI・自動化機能の拡張、エンタープライズ統合の深化、顧客のグローバル展開支援に充てられる。
リトアニアのLITILITが、国立開発銀行ILTEから800万ユーロの融資を受け、フェムト秒レーザーシステムの開発を進める。プロジェクト総額は1000万ユーロで、商業化は2029年下半期を予定。ビリニュスに大規模施設の建設も開始した。
スウェーデンのSweGaNが約1210万ユーロ(1400万ドル)のシリーズBラウンドをクローズ。Thisbe ABとNorth Venturesがリードし、累計調達額は3540万ユーロ(4100万ドル)に。生産能力拡大と次世代GaN-on-SiC材料開発に充当する。
エセックス大学発のスピンアウト企業Versatile RobotXは、農業ロボットの商業化に向け100万ポンド超の資金調達を発表した。資金はBritish Design Fundの投資とInnovate UK、Defraの助成金で構成される。同社はイチゴ収穫などの労働集約的な作業を自動化する低コストのロボットを開発している。
ノルウェーのBirdsviewがコンクリート非破壊検査技術の商用化・国際展開のため370万ユーロを調達した。同社の技術は「コンクリートのMRI」と称され、ドリル不要で内部を3Dモデル化する。2026年3月の先行販売開始から数週間で8カ国の顧客が採用している。
元AIX Ventures共同創業者のShaun Johnson氏、元Google DeepMind研究者のOriol Vinyals氏、AI先駆者Yann LeCun氏が、AIネイティブのベンチャー企業「224 Ventures」を設立した。同社はシード段階の投資を行い、1億ドル超の資金でスタートする。
アステリアは2026年8月13日、100%子会社のAsteria AI & Robotics Inc.が組成した投資ファンドの第1号として、米ヒューマノイド企業Figure AIに100万米ドルを出資すると発表した。出資額は100万米ドルで、AI・フィジカルAI・ロボティクス領域の未公開企業への投資を通じた戦略的事業提携やシナジー創出を狙う。Figure AIはBMWのスパルタンバーグ工場にヒューマノイドを導入しており、3万台超の自動車生産に活用されている。
ロボット・身体化知能向けデータ基盤企業IO-AI Techが、順為資本、Pine Capital、深セン資本集団の主導で数億元規模の資金調達を完了した。調達資金は中核製品の開発、チーム拡大、グローバル市場開拓に充てられる。同社は2023年設立で、遠隔操作データ収集や人間データ取得、データ管理・訓練ループの能力向上を目指す。
商用EV「エレモ」シリーズを展開していたHWエレクトロ(東京都江東区)が6日、東京地裁に破産を申請した。負債総額は調査中。5年9月期に売上高2億3995万円に対し、最終赤字9億9550万円を計上。ナスダック上場計画の頓挫で資金調達が困難になった。
Skild AIは、人間の動画を見せるだけでロボットに新技能を学習させる手法を公開した。ロボットデータは1時間未満で済むとし、データ不足というロボティクス業界の課題を変えると主張する。同社は基盤モデルを人間の動画で学習させる「Omni-bodied Learning」を提唱する。
宇樹科技(688836.SH)は2026年8月10日に科創板の申し込みを開始した。発行価格は150.80元/株、発行総額は約61億元、発行後時価総額は約610億元で、2025年ベースの希薄化後PERは219.23倍。戦略配分にはDeepSeekが1.41億元で参加し、36か月のロックアップが設定された。
一般社団法人AIRoA(AIロボット協会)は、ロボット基盤モデル構築に向け国から約200億円の支援を受け、組織は100人近くに達している。同協会はVLAなど協調領域での開発を進め、日本最大規模のデータ収集・基盤モデル開発に取り組む。CTO松嶋氏による連載「AIRoA便り」が日経Roboticsで開始された。
中国のヒト型ロボット企業ユニツリー(宇樹科技)が上海証券取引所科創板への上場を予定し、株式購入申し込みが2026年8月10日に始まった。調達額は約61億元(約1400億円)、IPO時点の時価総額は1兆円を超える公算が大きい。発行価格は1株150.8元で、売り出しは株式発行総数の1%超。
産業用ロボット四大家族(発那科、ABB、安川、KUKA)が物理AI時代に対応し、戦略を大きく分化させている。ABBはロボット事業を売却後、AI基盤企業として再定義。発那科は初の外部AI連携に踏み切り、KUKAはプラットフォーム化、安川は自社工場でのAI実証を進める。中国市場では国産勢がシェア55%を超え、外資の優位は崩れた。
中国で「飛行ロボット」が低空経済と具身智能の交差点として注目を集めている。伝統的な無人機と異なり、自主ナビゲーションと作業ツールの融合を特徴とし、市場規模は拡大傾向にある。微分智飛など複数の企業が異なる技術路線で競争している。
2026年7月、中国のロボット業界で52件の融資が発生し、うち核心部品分野が13件(25%)を占め、前月比で約5.5ポイント増加した。触覚感知と関節・実行系が各5件で最多。人形ロボット・具身智能は19件(36.5%)で首位を維持した。
Hadrianは2026年8月6日、13.7億ドルのシリーズD調達を発表した。評価額は78.7億ドル。調達資金は新工場の建設、研究開発、生産能力の拡大に充てられ、米国の防衛・航空宇宙・産業システム向けの製造能力を強化する。
ヤンマーホールディングスと日立建機は、コンパクト建機事業での協業可能性を検討する基本合意書(LOI)を締結した。両社の技術や事業基盤を活用し、製品開発力の強化と顧客価値の向上を目指す。背景には、建設業界の人手不足や技術進歩への対応がある。
アトラックラボは2026年7月22日、最大100kgの積載能力を持ち、用途に応じて車幅を変更できる産業用クローラーロボット「AT-Crawler」を開発したと発表した。118mm幅のゴムクローラーと188mm径の大型駆動輪を備え、不整地での走行が可能。車体フレームの構造変更により車幅をカスタマイズでき、各種センサーやAIコンピューター、ロボットアームなどを搭載できる。
Mila-魁北克AI研究所とモントリオール理工のチームが、約2000ドルのオープンソース導盲犬ロボット「Milo」を公開した。宇樹Go2をベースにNVIDIA Jetson Orin Nanoを搭載し、室内外で自律走行する。シミュレーションで約10分の訓練で済み、全ハードウェアとソフトウェアを公開している。
国家発展改革委員会のデータによると、世界で販売されるヒト型・四足ロボット10台のうち8台が中国製で、そのうち少なくとも4台が杭州製とされる。2026年上半期の杭州のスマート仿生ロボット輸出は全国シェア56.9%を占めた。杭州には700社以上の具身智能ロボット企業が集積し、宇樹科技は2025年にヒト型ロボットを5500台以上出荷、世界シェア32.4%で首位に立つ。
触覚センサー企業の帕西尼(パシニー)が新たに10億元を調達し、累計調達額は約40億元に達した。本ラウンドは三星とみられる産業資本や中銀国際投資などが共同で主導した。本社を北京に移転し、株式会社化も完了。触覚を核にデータ収集と端末実行を一体化する戦略が、資本の支持を集めている。
ソディックは2026年8月7日、2026年12月期第2四半期(2026年1〜6月)の決算を発表し、売上高が前年比23.5%増の469億円、営業利益が23億円から44億円に大幅増益となった。AIデータセンター向け光コネクター(MTフェルール)の加工に使う放電加工機や射出成形機の受注が好調で、通期見通しも上方修正した。
豊田通商は2026年8月7日、球体駆動による全方向移動技術を持つスタートアップTriOrbへ出資したと発表した。出資額や出資比率は非公表。TriOrbの特許技術「TriOrb BASE」は3つの球体で360度移動し、段差や溝にも対応、Visual SLAMと組み合わせたミリメートル単位の制御と協調搬送を特徴とする。
DeepSeekはUnitreeの上海IPO戦略配分で1億4080万元(約2080万ドル)を出資し、93万3399株(同配分の2.31%)を取得した。両社はヒューマノイド向けAIモデルの共同開発に合意し、相互に優先調達する関係を構築する。出資はUnitreeの科創板上場に先立つ戦略配分で、ロボットの「頭脳」と「身体」の融合を狙う。
ハルビン工業大学(深圳)と中山大学の研究チームは、磁場で制御する直径約10マイクロメートルのナノロボットを開発し、歯周炎の原因となるバイオフィルムを物理的に除去し、抗炎症薬を局所送達する手法を『Science Advances』に発表した。マウス実験で歯槽骨吸収の抑制や炎症の軽減を確認した。
中国の具身智能企業・智平方(深圳)科技股份有限公司が香港IPOを検討していると報じられた。2026年6月に約50億元の資金調達を完了し、評価額は200億元超に達した。上場時期は2027年が最速とみられる。
荏原製作所は2026年7月22日、老朽化したポンプの主要部品を金属3Dプリンタで一体造形する「短納期型(短納期型)」の適用を発表した。従来の鋳造では約6か月かかっていた納期を1.5〜2か月に短縮する。部品の一体造形により、溶接部の減少や耐食性の向上も図る。
インフィニオン・テクノロジーズは2026年7月22日、48V電源に直接対応する車載用スマートハイサイドスイッチ「PROFET+ 48V」シリーズを発表した。最大52Vの動作電圧に対応し、従来の48V車載機器で必要だった降圧回路を不要にする。同シリーズは、電動化が進む48V電気システムを搭載する車両向けに、信頼性と回路簡素化を両立する。
ヒューマノイドロボット企業Walden Roboticsが、約3億ドルの資金調達を実施し、評価額11億ドルでローンチした。調達はトヨタ自動車とDeviation Capitalが主導し、NVIDIAやBoeingなどが参加。創業者はトヨタ研究所出身のRuss Tedrake氏で、北米のトヨタ工場で実証運用が始まっている。
Unitree Roboticsは上海証券取引所科創板向けIPOを150.8元/株で価格決定し、評価額は約61億元(約90.4億ドル)となった。調達額は約61億元で、中国本土初のヒト型ロボット上場企業となる。小売投資家の需要は5,526倍の申込倍率を記録した。
陶世智能科技(深圳)有限公司は1.4億元のA輪融資を完了した。同社は行星・RV・高調波に次ぐ「第四の減速機」として環面包絡ウォームギヤ減速機を量産する世界初の企業とされる。調達資金は生産ライン自動化や新世代関節モジュール開発に充てる。
HIIは2026年8月6日、Path RoboticsとGrayMatter Roboticsと最大9億ドルの複数年にわたる生産契約を締結した。契約は米海軍艦艇建造における物理AI自動化の開発・展開を加速するもので、航空母艦や潜水艦などが対象。両社はHIIのHYPRプログラム参加企業であり、溶接とサンディングの自動化を担う。
Avatar Roboticsは2026年8月5日、AlleyCorp主導のシードラウンドで650万ドルを調達した。ヒューマノイドロボットと遠隔オペレーター、AI自律性を組み合わせ、倉庫・物流・製造の労働力不足に対応する。2025年12月の開始以来、90万点以上の製品を処理し、実顧客環境で稼働中。
Mooveは2026年8月5日、シリーズCで2.5億ドルを調達し、評価額は21億ドルに達した。調達資金は自律走行車両の保有とロボティクス拠点「Nests」の拡大に充てる。年内に自動運転関連の従業員を約150人から500人へと220%以上増やす計画だ。