非ヒューマノイド型ロボットのスタートアップ、資金調達で存在感
ヒューマノイド型ロボットが注目を集める一方、四足歩行やAI対応アームなど非ヒューマノイド型ロボットを手がけるスタートアップも資金調達を進めている。Crunchbaseのデータによると、過去数四半期に26社が資金調達を実施した。農業からプール清掃、マッサージまで用途は多岐にわたる。
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ヒューマノイド型ロボットが注目を集める一方、四足歩行やAI対応アームなど非ヒューマノイド型ロボットを手がけるスタートアップも資金調達を進めている。Crunchbaseのデータによると、過去数四半期に26社が資金調達を実施した。農業からプール清掃、マッサージまで用途は多岐にわたる。
インフィニオン・テクノロジーズは2026年7月22日、48V対応のスマートハイサイドスイッチ「PROFET+ 48V」を発表した。同製品は車載向けに開発されたが、ヒューマノイドロボットなど48Vアーキテクチャの電源管理にも応用可能とみられる。同社は2025年10月のOktoberTechでヒューマノイドロボット「Ameca」を披露しており、ロボット向けパワー半導体のラインアップを強化している。
韓国機械研究院(KIMM)は、形状記憶合金コイル糸を布地に織り込んだ「布地筋」を連続自動で量産する装置を開発した。10グラムの布地で10キログラム以上を持ち上げられる。衣服型ウェアラブルロボットの商業化に向けた一歩とみられる。
Amazon Roboticsは、新産業用ロボットシステム「Blue Jay」の開発を構想から生産まで1年余りで完了したと発表した。従来の同社システムでは3年以上かかっていた工程を、AIの進歩により短縮したという。開発迅速化の背景には、2025年8月末にCovariantのスタッフを大量採用したことがあるとみられる。
NVIDIAは2025年10月29日、医療ロボット開発者向けフレームワーク「Isaac for Healthcare」のv0.4で、手術支援ロボット用のエンドツーエンドワークフロー「SO-ARM Starter Workflow」を公開した。訓練データの93%以上をシミュレーションで生成し、実機展開までのパイプラインを提供する。
韓国機械研究院(KIMM)は、髪の毛より細い形状記憶合金コイル糸を連続自動で織り込む「ファブリックマッスル」の量産装置を開発した。10gの布で10〜15kgを持ち上げられる軽量人工筋肉で、衣服型ウェアラブルロボットの実用化に道を開く。肘・肩・腰を同時に補助する世界初の衣服型ロボット(2kg未満)や、肩補助ロボット(840g)も開発済み。
maxonはMD&M Midwestで、非テザー型自律ロボット向け高効率関節とSCARAアーム向け高精度関節の2種を披露した。いずれもフレームレス・ブラシレスモーターを採用し、エンコーダーやドライブエレクトロニクスを一体化。サイズは複数用意される。
Dyna Roboticsは、人間の一人称視点動画100万時間以上で訓練したロボット基盤モデル「DYNA-2 World-Action Model」を発表した。同モデルにより、高精度製造でのタスク成功率が20%から80〜90%に向上したと報告している。ロボットの行動データに依存しない訓練手法が、ロボット学習のスケーラビリティを高める可能性がある。
韓国機械研究院(KIMM)の研究チームが、形状記憶合金コイルを自動織りするシステムを開発し、毛髪より細い人工筋肉の量産を可能にした。この人工筋肉は重さ10グラムで10〜15キログラムを持ち上げられる。ウェアラブルロボットの実用化に向けた量産技術の進展として注目される。
NVIDIAは2025年10月28日、GTC Washington D.C.でDGX Sparkを展示し、量子コンピューティング向けの新アーキテクチャNVQLinkを発表した。DGX Sparkは最大1ペタフロップスのAI性能と128GBの統合メモリを備える。また、製造業の米国回帰におけるAIとデジタルツインの活用が議論された。
量子科学技術研究開発機構(QST)は2025年10月27日、ITER第一壁遠隔保守用セントラルボルト締結ツールのプロトタイプ設計・製作一式の一般競争入札を公告した。納入期限は令和10年3月21日、入札書の受領期限は令和8年1月19日。落札は最低価格方式で、消費税込みの金額で評価する。
DARPAは2025年10月24日、自重の4倍以上のペイロードを運べるドローン設計を競う「Lift Challenge」を発表した。賞金総額は650万ドルで、機体重量55ポンド以下、最小ペイロード110ポンド、5海里のコースを飛行する。実演試験は2026年夏に予定され、登録は2026年1月5日から5月1日まで。
Google DeepMindは2025年10月24日、テキストプロンプトからリアルタイムで操作可能な動的環境を生成する世界モデル「Genie 3」を発表した。24fps・720p解像度で数分間の一貫性を維持し、プロンプトによるイベント変更も可能。研究プレビューとして一部の研究者・クリエイターに限定公開される。
Hugging Faceは2025年10月24日、ロボット学習フレームワーク「LeRobot v0.4.0」を公開した。最大の特徴はPhysical IntelligenceのVLAモデル「PI0.5」とNVIDIAの「GR00T N1.5」をネイティブ統合したこと。データセット基盤をv3.0に刷新し、400GB超の大規模データセットに対応する。
NVIDIAは2025年10月23日、スマートフォンの写真だけで実環境を3D再構築し、Isaac Simに読み込めるワークフローを公開した。COLMAPでスパース再構築後、3DGUTで高密度化しUSDZとして出力する。特殊なハードウェアを不要とし、ロボットシミュレーション環境構築の負担を軽減する。
GrayMatter Roboticsは2025年10月23日、カリフォルニア州カーソンに10万平方フィートの新本社兼イノベーションセンターを開設した。施設には25以上の稼働ロボットセルを備え、100人以上の高度技能職を創出する。同社は物理AI技術で高混合生産の自動化を目指す。
Nauticus Roboticsは2025年10月23日、フロリダ州スチュアートのAOS施設でAquanautの湖上試験を実施すると発表した。既存2機に加え、第3号機の組み立てを開始し、2026年の収益契約に備える。試験では漏洩検知や3Dデジタルツインなど新市場開拓を目指す。
Amazon Roboticsは2025年10月22日、新型産業用ロボット「Blue Jay」を発表した。3本のアームを備え、ピッキング・仕分け・集約を1つのワークステーションで行う。現在サウスカロライナ州の施設で試験運用中で、保管商品の約75%に対応する。
国際ロボット連盟(IFR)は2024年の年次ロボット設置台数が54万2076台で前年比0.1%増の横ばいだったと発表した。世界経済の弱さや欧州の投資停滞が続く一方、中国とロボット分野に回復の兆しが見える。AIとソフトウェア主導の自動化が中小企業にも普及し始めている。
Google DeepMindは2025年10月21日、ロボット向け推論モデル「Gemini Robotics-ER」のサンプルコードをGitHubで公開した。サンプルはJupyter Notebook形式で、開発者がGemini APIを利用してロボットの空間推論や操作計画を実装するための手順を示す。公開リポジトリ「robotics-samples」は、ロボット開発におけるGemini活用の実践的な入り口となる。
Kakao Mobilityが忠清北道で韓国初のロボットバレーサービスを開始した。自動駐車システムにより、ドライバーが車を降りた後、ロボットが車を駐車スペースまで運ぶ。同社はモビリティプラットフォームの知見を活かし、駐車場運営の効率化を図る。
NVIDIAは2025年10月15日、Jetson AGX Thorの生成AI性能がソフトウェア更新により発売時比で最大7倍に向上したと発表した。Llama 3.3 70Bで88.62トークン/秒を達成し、DeepSeek R1 70Bでも3.5倍の高速化を実現。量子化と投機的デコーディングの組み合わせが鍵となる。
Hugging Faceは2025年10月15日、ロボット学習の包括的チュートリアル「Robot Learning: A Tutorial」を公開した。強化学習と行動クローニングから言語条件付き汎用モデルまでを第一原理から解説し、LeRobotでの実装例を提供する。同社はCCライセンスで公開し、中国語翻訳の要望にも応じている。
Forbesの報道により、シリコンバレーの2社がヒューマノイドロボットを秘密裏に開発していることが判明。Rhoda AIは1億6260万ドルを調達。Genesis AIは既に車輪型ロボット「Eno」を公開済みで、今回の報道は開発競争の広がりを示す。
Silicon MotionのFerriブランドは、ヒューマノイドロボット向け組み込みストレージソリューションを発表した。Industry 5.0の要件に対応し、低遅延アクセス、インテリジェントな障害ログ、電力認識動作をサポートする。製品群にはPCIe Gen4対応のFerriSSD、Ferri-UFS、Ferri-eMMCが含まれる。
CaltechとアブダビのTechnology Innovation Institute(TII)は、ヒューマノイドと飛行・走行可能な変形ドローンM4を統合した世界初のマルチロボットシステム「X1」を発表した。デモでは、Unitree G1を改造したヒューマノイドがM4を背負い、緊急対応シナリオでM4が飛行と走行を切り替えながら障害を越えた。3年間の共同研究の成果で、将来はセンサーと機械学習による自律性を追加する計画。
Coco Roboticsは2025年10月14日、UCLA教授のBolei Zhou氏をChief AI Scientistに迎え、Physical AI Labを新設すると発表した。同社は2020年の創業以来、都市部で数百万マイルの配送データを蓄積しており、これを活用して自律配送ロボットの性能向上を目指す。2026年にはロボット台数を1万台超に拡大する計画だ。
Seeedは2025年10月13日、Jetson Orin NX搭載のreComputer RoboticsとGMSLカメラを用いて、マルチタスク視覚推論エンジン「VPEngine」をエッジに展開する方法を解説するWikiを公開した。VPEngineは共有バックボーンにより冗長計算を排除し、メモリ使用量とCPU-GPU間データ転送を削減する。動的タスクスケジューリングとROS2統合をサポートする。
英ヒューマノイド社は、シリーズAで1億5200万ドルを調達し、評価額13.5億ドルに達した。欧州初の純粋ヒューマノイドロボット企業のユニコーンとなる。調達資金は次世代ロボット開発と商業展開に充てられる。
iRobot共同創業者のロドニー・ブルックス氏は、ヒューマノイドロボット市場の評価額390億ドルを「純粋な幻想思考」と批判した。人間の手の感覚受容器約1万7000個に匹敵する器用さを実現できないと指摘し、車輪型プラットフォームの優位性を主張している。投資と現実の乖離はドットコムバブルや暗号資産のピーク時に似ていると述べた。
天風証券は2025年10月10日、遊星ねじロッドが自動車のドライブ・バイ・ワイヤシャシーを変えると報告した。遊星ねじロッドは高精度・長寿命・高負荷容量を備え、ブレーキ・後輪操舵・電子制御サスペンションの3システムで採用が進む。ボールねじに代わる新たな精密駆動部品として注目される。
中国時価総額2位の自動車大手Seresが、ByteDance傘下のVolcano Engineと身体化知能分野での協力に関する枠組み合意を締結した。合意内容はマルチモーダルなクラウドエッジ協調による知能ロボットの意思決定・制御・人間拡張技術の共同開発。具体的な詳細は未公表で、今後の展開が焦点となる。
Figureは2025年10月9日、第3世代ヒューマノイド「Figure 03」を発表した。量産を前提に設計し、専用施設BotQで初年度は年1万2000台、4年間で計10万台の生産を目指す。新型触覚センサーやワイヤレス充電など家庭向け機能を強化しつつ、商業用途での高速ピッキングも可能とした。
理化学研究所は2025年10月8日、汎用ヒューマノイドロボットの一般競争入札を公告した。入札締切は2025年10月24日、開札は同年11月4日。履行期限は2026年2月27日で、履行場所は国立大学法人東京大学。
ソフトバンクグループは2025年10月8日、ABBのロボティクス事業を総額53.75億米ドル(約8187億円)で買収する最終契約を締結した。買収は2026年半ばから後半に完了見込みで、ABBロボティクスはソフトバンクGの子会社となる。孫正義会長は「次のフロンティアはフィジカルAI」と述べ、AIロボット事業の強化を図る。
Hoverfly Technologiesは2025年10月8日、シリーズBで2000万ドルを調達したと発表した。既存投資家のLeonardo DRSが1500万ドル、新規の韓国KRMが500万ドルを出資し、繋留ドローン「Sentry」と「Spectre」の生産拡大や部品の米国内生産拠点設立に充てる。同社は繋留ドローン市場の成長を見込み、米国防能力の強化を図る。
IKEAは米物流技術企業Locusを買収した。買収額は非開示だが、Locusは2021年の資金調達ラウンドで3億ドルと評価されていた。IKEAはこの買収で、世界全体の配送費用を年間約1億ユーロ削減できると見込む。
韓国のロボット産業が、政府支援を確保するためにAIを前面に打ち出した再ブランド化を進めている。これは中国の先行に対抗し、収益性の高いAIロボット企業を育成する動きの一環とみられる。政府支援とAI技術の融合が投資資金を呼び込み、産業競争力強化が焦点となる。
LimX Dynamicsは2026年7月14日、約2億ドルのPre-IPOラウンドを完了したと発表した。過去6か月の累計調達額は4億ドルに達する。資金は高次認知と全身制御の統合、完全自律型ヒューマノイドの数千台規模展開、グローバル展開に充てる。
Cartwheel Roboticsは家庭向け人型ロボット「Yogi」を開発中。医療用シリコンと柔らかい素材で安全性を重視し、モジュール式の交換可能バッテリーを搭載する。同社は工場ではなく家庭での使用を目指しており、公開投資会社Humanoid Global Holdings Corp.が進捗を報告した。