何が起きたか
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)は、核融合実験炉(ITER)ブランケット遠隔保守システムにおける機械設計・検証試験に係る労働者派遣契約の入札公告を発表した。公告期間は令和8年1月29日から令和8年2月18日まで。入札は一般競争入札で、最低価格落札方式を採用する。
詳細
本契約は、QST那珂フュージョン科学技術研究所(茨城県那珂市向山801-1)が発注するもので、ITERブランケット遠隔保守システム(BRHS)の機械設計業務及び設計の妥当性を確認するための試験業務に従事する労働者の派遣を目的とする。BRHSは、ITER機構との調達取決めに基づき、システムを構成する機器を3つのパッケージに分割して設計・製作が進められており、中心となる装置は4トンの重量物を搬送し高精度で位置決め可能な大型パワーマニピュレータである。 業務内容は、遠隔保守システムに関する機械設計業務(設計検討、関連図書の作成、周辺機器との取り合い検討、試験の企画・立案、試験装置・試験ジグ設計、製作設計仕様書の作成など)、研究開発業務(新たな試験方法の考案、計測器系統図の考案、QSTでの試験実施、設計の妥当性評価)、物品等手配及び機材管理業務、その他付随業務からなる。必要な要件として、CADを用いた産業用機器の設計技能、大型機器の設計経験、機械/ロボットの干渉確認等の設計評価に関する知見、機械及びプラント製図の技能、試験装置作動・計測の経験、危険物取扱者(乙類1~6種)、クレーン運転士の資格、日本語での意思疎通が可能であること(日本語母語話者または日本語能力検定N1合格)が挙げられている。 入札は、令和8年2月18日(水)に那珂フュージョン科学技術研究所 管理研究棟1階 入札室(114号室)で11時00分から行われる。入札金額は1時間当たりの単価を記載し、落札決定に当たっては入札書に記載した金額に10パーセントに相当する額を加算した金額(1円未満の端数は切り捨て)をもって落札価格とする。入札保証金及び契約保証金は免除される。
Key Facts
| 発注機関は国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構核融合エネルギー研究開発部門那珂核融合研究所(那珂フュージョン科学技術研究所) | [0] |
| 契約管理番号はRE-00923 | [0] |
| 公告期間は令和8年1月29日から令和8年2月18日まで | [0] |
| 履行期間は令和8年4月1日から令和9年3月31日まで | [0] |
| 入札は一般競争入札で、最低価格落札方式を採用 | [0] |
| 入札日時は令和8年2月18日(水)11時00分、場所は那珂フュージョン科学技術研究所 管理研究棟1階 入札室(114号室) | [0] |
| 入札金額は1時間当たりの単価を記載し、落札価格は入札金額に10%を加算した金額(1円未満切り捨て) | [0] |
| 入札保証金及び契約保証金は免除 | [0] |
| 業務場所は第一工学試験棟 遠隔保守システムエリア2およびITER研究開発棟 R134号室 | [0] |
| 必要な資格として危険物取扱者(乙類1~6種)とクレーン運転士の資格が必要 | [0] |
なぜ重要か
本件は、ITER計画の中核となるブランケット遠隔保守システムの設計・検証を担う人材確保を目的としており、核融合研究開発の進展に寄与する。また、大型パワーマニピュレータなど高度な技術が要求される業務であり、関連産業への波及効果も期待される。
日本への影響
日本の核融合研究開発の中核機関であるQSTが、ITERブランケット遠隔保守システムの設計・検証を進めることで、日本の核融合技術の維持・発展に貢献する。