何が起きたか
欧州委員会のCORDISが2025年11月10日に公表したプロジェクト概要によると、EIC助成を受けたROBIOPSYプロジェクトは、ERCのProof of ConceptであるPROSTイニシアチブの基盤の上に、前立腺がん生検用ロボット装置を臨床試験可能な試作機へと開発する。プロジェクトは、画像融合技術による標的特定の不確実性低減と、ロボットによる針位置決め誤差の解消を目指す。
なぜ重要か
前立腺がんの生検では、狙う部位の特定の曖昧さと針の位置ずれが診断誤差の原因になりうる。ROBIOPSYは、欧州研究会議の概念実証で示した装置を、画像融合で標的の曖昧さを減らしロボットで針位置を正確に合わせる臨床試験向け試作機へ進める計画で、医療機器としての認証要件への対応や前臨床試験で見つかった欠点の補正まで含む点が重要だ。