何が起きたか
ジョージア工科大学のYe Zhao氏率いる研究チームは、二足歩行ロボットが不安定な状況で転倒を回避し回復するためのリアルタイム計画・制御枠組みを開発した。IEEE Transactions on Roboticsに掲載された論文で発表され、実験ではCassieロボットの不安定性からの回復能力が81%向上した。
なぜ重要か
重要なのは、この研究が平地での歩行精度ではなく、急な進路変化や外乱で姿勢が崩れた場面に絞って、二足歩行ロボットが自律的に次の数歩を組み直して転倒を避ける条件を示した点です。対象は、凹凸地形での運搬や船上保守のように足場や床面が安定しない作業で、移動床や強い衝撃を与える装置を使ったCassieの実験結果まで示されているため、どんな場面を想定した研究かを具体的に理解できます。