何が起きたか

36Krが2025年7月31日に報じたところによると、新三板に上場する四川天聯ロボット(証券略称:四川ロボット、コード:835015、旧・四川富德ロボット)は、科創板への上場を目指す方針だ。

本紙の見方

本件は、中国のロボット産業における資本市場の動きとして注目される。四川天聯ロボットは新三板に上場しているが、科創板への移行を目指すという。科創板は、中国の科学技術革新企業向けに設けられた市場で、上場基準が新三板より厳しい一方、資金調達力や知名度の向上が期待できる。 本紙はこれまで、中国の具身智能(身体性知能)ロボット分野の動向を報じてきた。北京具身智能ロボット革新センターが稼働、データ工場は100万規模にでは、国家・地方共同建設の革新センターが100万規模のデータ工場を設立することを報じた。また、華為雲、エージェントAI製品群を発表 ロボット開発基盤「CloudRobo」も公開では、華為雲がロボット開発基盤「CloudRobo」を公開したことを伝えた。これらの動きは、中国のロボット産業が研究開発から産業化、そして資本市場での資金調達へと段階を進めていることを示唆する。 四川天聯ロボットの科創板上場計画は、同社単独の動きであるが、中国のロボット産業全体の資本市場への関心の高まりを反映している可能性がある。ただし、上場の具体的な時期や規模、審査の状況などは明らかでない。今後の動向を注視したい。詳細は原典(36Krの記事)を参照されたい。

なぜ重要か

中国のロボット企業が資本市場での資金調達を目指す動きは、産業の成長段階を示す指標となる。四川天聯ロボットの科創板上場計画は、同社の成長戦略の一端を示すものであり、中国ロボット産業の資金調達環境の変化を占う材料となる。