何が起きたか

Proceptionは2026年6月29日、Teslaとの営業秘密訴訟の和解と、First Round Capitalが主導しY CombinatorとBoxGroupが参加したシードラウンドでの1100万ドル調達を発表した。創業者のJay Li氏はTeslaのOptimus人型ロボットプログラムで技術リーダーを務め、昨年、営業秘密を持ち出してProceptionを設立したとしてTeslaに訴えられていたが、今月初めにTeslaが訴訟を取り下げ和解に至った。Proceptionは同日、高器用ロボットハンドの初回出荷を研究者やロボット企業向けに開始し、広く注文を受け付けると発表した。

なぜ重要か

重要なのは、Proceptionが訴訟の取り下げを受けて事業を続ける前提を整えたうえで、研究者やロボット企業向けに高器用ロボットハンドの初回出荷を始めた点です。自社で器用な手の開発に時間や人員を割きたくない開発者にとって、外部から調達できる選択肢が実際に出荷段階へ進んだことを示しており、同社によれば今回の資金はその取り組みを進めるためのものです。