何が起きたか
ノースウェスタン大学のMichael Rubenstein准教授らは、人間の視覚特性を利用し、機体全体を高速回転させて視認性を下げたドローン「Phantom Twist」を開発した。同大の発表によると、このドローンは毎秒最大25回転し、従来のクアッドコプターと比べて視認性が約10分の1になる。研究成果は2026年7月16日にシドニーで開催されたRobotics: Science and Systems 2026で発表された。
なぜ重要か
重要なのは、見た目を周囲に似せるのではなく、人や多くの動物が動きをどう見分けるかに合わせて機体全体を回転させ、静止して見える部分をなくす設計に変えた点です。ノースウェスタン大学によると、巣作り中の鳥の観察や湿地の調査、老朽化した設備の点検では、見つかりにくいことで人や野生生物の反応を変えにくくし、観察や点検時の視覚的な邪魔を減らせる可能性があります。