何が起きたか
Armは2026年3月1日、AIインフラ向けの自社設計チップ「Arm AGI CPU」を発表した。同社初の自社チップ製品であり、Neoverse V3コアを272個搭載する1OU双ノードのブレードサーバーを構成する。標準風冷36kWラックに30台で8,160コアを提供し、Supermicroとの液冷設計では336チップ・45,000コア超を実現する。Armは単一ラック性能が最新x86システムの2倍以上としている。Meta、OpenAI、Cerebrasなどが採用を表明している。
なぜ重要か
重要なのは、AIデータセンターの運用者が、加速器の制御、記憶装置や保存装置の管理、仕事の割り当て、装置間のデータ移動といったCPU側の負荷を、標準の風冷ラックか液冷設計かという設置条件ごとに具体的に比較できる点です。Armは1OU双ノードの参照サーバーで1台272コア、風冷36キロワットラックで8160コア、液冷では4万5000超のコア数を示しており、高密度配置を検討する事業者に判断材料を出した。