何が起きたか

株式会社パブリカが運営するものづくり新聞は、2026年上期(1月1日〜6月30日)に発表された製造業DX関連の公開事例515件を分析したレポートを発表した。分析の結果、DX領域では「生産・製造」が277件で最多、技術テーマではAI・機械学習が450件で最多となった。同社は、製造業DXがAI活用、仮想検証、自動化、データ基盤整備を組み合わせる段階へ進んでいる傾向を整理している。

詳細

ものづくり新聞は、日本と世界のニュース記事やプレスリリースなどを毎日自動取得しデータベースに蓄積する「製造業DX事例データベース」を構築している。今回の分析は、2026年上期に発表日が確認できる製造業DX関連事例515件を対象とし、業種、地域、DX領域、技術テーマ別に傾向を整理した。 対象件数は515件で、うち日本事例が194件、海外事例が321件。月別では4月が140件でもっとも多く、次いで5月98件、3月93件だった。ただし、同社は月別の増減は市場全体の導入ペースを示すものではないとしている。 DX領域別では「生産・製造」が277件で最多で、次いで経営・全社基盤、AI・自動化・先端技術、その他・複合が続いた。技術テーマ別では、AI・機械学習が450件、ロボット・自動化が244件、クラウド・データ基盤/BIが207件、生成AI・LLMが157件、IoT・センサー/エッジが151件だった。業種別では電機がもっとも多く、次いで自動車、機械、その他、半導体が続いた。

Key Facts

2026年上期の製造業DX関連の公開事例は515件(日本194件、海外321件)[1]
DX領域別では「生産・製造」が277件で最多[1]
技術テーマ別ではAI・機械学習が450件で最多[1]
ロボット・自動化は244件、クラウド・データ基盤/BIは207件、生成AI・LLMは157件、IoT・センサー/エッジは151件[1]
月別では4月が140件でもっとも多く、次いで5月98件、3月93件[1]
業種別では電機がもっとも多く、次いで自動車、機械、その他、半導体[1]
分析対象期間は2026年1月1日〜6月30日[1]
ものづくり新聞は株式会社パブリカが運営(代表:伊藤宗寿)[1]

なぜ重要か

本分析は、製造業DXの公開事例の傾向を示すものであり、AI・機械学習やデジタルツイン、ロボット・自動化、生成AIなどが主要テーマであることを明らかにしている。製造業の実務担当者がDXテーマの動向や同業他社の取り組みを把握するための参考資料となる。