何が起きたか

Seeed Studioは、NVIDIA Jetson Xavier NX開発者キットの製品ページを公開し、販売を行っている。一方、NVIDIAの公式ページでは、本キットはEOL(製品終了)に達し、購入不可とされている。Seeed Studioの製品ページには、輸出規制に関する長文の同意事項が記載されている。

詳細

Seeed Studioの製品ページ(https://www.seeedstudio.com/NVIDIA-Jetson-Xavier-NX-Developer-Kit-p-4573.html)には、NVIDIA Jetson Xavier NX開発者キットが掲載されている。同ページでは、購入者に対し、米国、中国、EUなどの貿易法規制を遵守すること、さらに転売・再輸出の際には制裁対象者リストに照合することなどが求められている。具体的には、米国政府が禁輸する地域、米国輸出管理規則のDenied Persons List、Unverified List、Entity List、Military End User List、米国財務省のSDNリスト、SSIリスト、Non-SDN Chinese Military-Industrial Complex Companies (CMIC)リスト、米国国防総省のChinese Military Companies List、中国のForeign End User Listなどが挙げられている。 一方、NVIDIAの開発者向けページ(https://developer.nvidia.com/embedded/learn/get-started-jetson-xavier-nx-devkit)では、Jetson Xavier NX開発者キットはEOLに達し、購入不可であると明記されている。ただし、Jetson Xavier NXプロダクションモジュールは引き続き利用可能としている。また、JetPack 5.xリリースはJetson Linux r35コードラインに基づき、Jetson Nano開発者キットとモジュールをサポートしている。 開発者キットの仕様として、microSDカードスロット、40ピン拡張ヘッダー、Micro-USBポート、ギガビットイーサネットポート、USB 3.1 Type Aポート(x4)、HDMI出力ポート、DisplayPortコネクタ、19V電源用DCバレルジャック、MIPI CSIカメラコネクタを備える。同梱品は、Jetson Xavier NXモジュール(P3668-0000)とヒートシンク、リファレンスキャリアボード(P3509-0000、802.11 WLAN & BTモジュール内蔵)、19V電源、クイックスタートカード。別途、microSDカード(32GB UHS-1以上)、USBキーボード、マウス、ディスプレイが必要となる。

Key Facts

Seeed StudioがNVIDIA Jetson Xavier NX開発者キットの製品ページを公開している(ソース1)[1]
NVIDIAの公式ページでは、Jetson Xavier NX開発者キットはEOLに達し、購入不可とされている(ソース2)[2]
Seeed Studioの製品ページには、米国、中国、EUなどの貿易法規制の遵守が求められている(ソース1)[1]
Seeed Studioは転売・再輸出の際に制裁対象者リストへの照合を要求している(ソース1)[1]
開発者キットの仕様には、microSDカードスロット、40ピン拡張ヘッダー、USB 3.1 Type Aポート(x4)などが含まれる(ソース2)[2]
同梱品にはJetson Xavier NXモジュール(P3668-0000)とリファレンスキャリアボード(P3509-0000)が含まれる(ソース2)[2]
Jetson Xavier NXプロダクションモジュールは引き続き利用可能(ソース2)[2]
JetPack 5.xリリースはJetson Linux r35コードラインに基づく(ソース2)[2]

なぜ重要か

本記事は、NVIDIA Jetson Xavier NX開発者キットがEOLであるにもかかわらず、Seeed Studioが販売を継続している状況を示す。また、輸出規制への厳格な遵守を求めるSeeed Studioの姿勢は、同社が国際的な規制を重視していることを示している。