何が起きたか
産経新聞が2026年8月29日に、ダイヘンの自走ロボット「VIVACE」のサイズについて報じた。
本紙の見方
産経新聞の報道は、ダイヘンが2026年8月21日に市場投入を発表した自走ロボット「VIVACE」のサイズに着目したものだ。本紙は既に、VIVACEが搬送ロボットと協働ロボットを融合し、工場内を自走してツールを自動交換する点や、販売計画が年200台であることを報じている(ダイヘン、搬送・協働ロボット融合の自走ロボット「VIVACE」を市場投入 販売計画は年200台)。今回の報道は、全長4800ミリ、全幅1815ミリという具体的な寸法を伝えるもので、ボディーが大きく見えるが扱いやすいサイズであるとしている。 このサイズ感は、VIVACEが工場内の狭い通路や設備間を移動する用途を想定していることと整合的だ。ダイヘンはこれまで半導体後工程向けパネル搬送ロボット「SPR-AD020BPN」で、低床・高ストローク型の設計により床面から800mm~2,300mmの広い搬送範囲を実現しており(ダイヘン、半導体先進後工程向けパネル搬送ロボットが機械工業デザイン賞で日本ロボット工業会賞を受賞)、搬送ロボットの設計ノウハウがVIVACEにも生かされている可能性がある。 一方で、今回の報道はサイズのみに言及しており、VIVACEの詳細な仕様や価格、受注状況などは明らかにされていない。本紙の過去報道では受注開始が2026年7月とされているが、実際の市場での受注実績や稼働実績はまだ不明だ。今後の焦点は、VIVACEが年200台という販売計画を達成できるかどうか、また協働ロボットとの融合による生産性向上が実際に顧客に評価されるかどうかにある。詳細は原典を参照されたい。
なぜ重要か
VIVACEのサイズが扱いやすいと報じられたことは、工場内での導入しやすさを示すものであり、ダイヘンが狙う中小規模工場への普及において重要な要素となる。本紙は今後、VIVACEの受注動向や実際の導入事例に注目する。