何が起きたか

株式会社三木森ホールディングス傘下の株式会社三木森(本社:東京都千代田区、代表取締役:安 龍洙)は2026年7月7日、業務用清掃ロボットで世界シェア1位のGausium(Shanghai Gausium Automation Technology Development Co., Ltd.、本社:中国上海市)と、日本国内における業務用スマート清掃ロボットの一次代理店契約を締結した。本契約は2026年7月19日発効で、契約当事者は同社が出資するグループ会社Gausium Robotics Holdings Limited(香港)。契約対象はPhantas V1.3 / Phantas Extra V1.4をはじめとするGausiumの業務用清掃ロボット製品ラインアップおよび関連ステーションで、小規模店舗から大規模施設までをカバーする。導入は買い切りのほか、リース契約(保守は別途)のプランを用意している。

詳細

三木森の安龍洙代表取締役は、「日本の清掃現場は、従事者の57.9%が60代以上という限界点にあります。あと数年で、業界はこの現場を支えきれなくなります。私たちが取り組みたいのは、単に清掃ロボットを売ることではなく、若い世代が戻れる清掃業へと産業そのものを設計し直すことです」とコメントしている。また、「世界シェア1位・70カ国以上4万台のGausiumと、日本の現場と多角事業ネットワークを持つ当社が対等な戦略パートナーとして組む意義は、そこにある」と述べた。 背景として、厚生労働省「省力化投資促進プラン ―ビルメンテナンス業―」(2025年6月)によれば、ビルクリーニング業の従事者は60代以上が57.9%、70代以上が27.0%を占める。公益社団法人全国ビルメンテナンス協会「ビルメンテナンス情報年鑑2026」(第56回実態調査)では、経営上の悩みとして「現場従業員が集まりにくい」が88.5%で最多となり、2013年度以降13年連続で第1位。市場規模は約5.5兆円(2024年度、同協会推計)。IDCが2026年7月に公開した調査によれば、業務用清掃ロボットの世界市場は2025年に7.6億米ドル超(前年比48.5%増)、出荷台数は約5.8万台(同83.8%増)となった。 Phantasシリーズは、スクラビング洗浄・掃き掃除・掃除機がけ・乾式モップの4モードを1台に統合したオールインワン設計。AIスポット清掃モードではRGBカメラとAIがゴミを自動検出し、清掃効率を最大400%向上させる(Gausium社公表値)。Phantas V1.3の主要仕様は、1回の充電で洗浄モード最大4.5時間/掃き掃除モード最大14時間の連続稼働(充電時間2時間)、実用清掃効率350~700平方メートル/h、本体540×440×617mm・53kg、最小通過幅600mm、登坂能力8°。

Key Facts

株式会社三木森は2026年7月7日、Gausiumと日本国内における業務用スマート清掃ロボットの一次代理店契約を締結した。[1]
本契約は2026年7月19日発効。契約当事者はGausium Robotics Holdings Limited(香港)。[1]
GausiumはShanghai Gausium Automation Technology Development Co., Ltd.(上海高仙自動化科技発展股份有限公司)、本社は中国上海市。[1]
契約対象はPhantas V1.3 / Phantas Extra V1.4をはじめとするGausiumの業務用清掃ロボット製品ラインアップおよび関連ステーション。[1]
導入は買い切りのほか、リース契約(保守は別途)のプランを用意。[1]
安龍洙代表取締役は「日本の清掃現場は、従事者の57.9%が60代以上という限界点にあります」とコメント。[1]
厚生労働省「省力化投資促進プラン ―ビルメンテナンス業―」(2025年6月)によれば、ビルクリーニング業の従事者は60代以上が57.9%、70代以上が27.0%。[1]
全国ビルメンテナンス協会「ビルメンテナンス情報年鑑2026」では「現場従業員が集まりにくい」が88.5%で最多、13年連続第1位。[1]
IDC調査(2026年7月公開)によれば、業務用清掃ロボットの世界市場は2025年に7.6億米ドル超(前年比48.5%増)、出荷台数は約5.8万台(同83.8%増)。[1]
Phantas V1.3は4-in-1清掃モード、AIマッピング、1回の充電で洗浄モード最大4.5時間/掃き掃除モード最大14時間、実用清掃効率350~700平方メートル/h、本体540×440×617mm・53kg、最小通過幅600mm、登坂能力8°。[1]

なぜ重要か

日本の清掃業界は高齢化と人手不足が深刻で、市場規模約5.5兆円のビルメンテナンス業界において清掃自動化が事業継続のインフラとなりつつある。三木森とGausiumの提携は、世界基準の技術と日本市場のネットワークを結び、清掃現場の省力化と産業の継続性に貢献する可能性がある。

日本への影響

日本国内の清掃現場は従事者の57.9%が60代以上で、人手不足が続く。三木森は本契約により、商業施設・小売、医療・介護、物流倉庫、教育機関、工場、ホテル、鉄道駅・空港など主要セグメントに向けてPhantasシリーズの展開を強化する方針。