何が起きたか

The Robot Reportが2026年8月19日に報じたところによると、Kollmorgenのロボティクス事業開発グローバルディレクター上野義氏が、2026年10月20〜21日に米カリフォルニア州サンタクララで開催されるRoboBusinessで講演する。

本紙の見方

本紙は、Kollmorgenがヒューマノイドロボットの量産化に焦点を当てた講演をRoboBusinessで行うと報じた。この動きは、同社がRegal Rexnordのブランドとして、ヒューマノイド向けモーション部品の供給を戦略的に強化していることを示す。 Kollmorgenは、ソフトウェアは数週間で更新される一方、モーションハードウェアは試作から量産まで数年かかるというギャップを問題視している。この認識は、ヒューマノイドOEMが直面する「試作から量産可能な製品への橋渡し」という課題を浮き彫りにする。 本紙の過去報道では、XPengのヒューマノイド子会社Dogotixが約9億ドルを調達し、量産施設の建設に資金を充てると報じた。このような量産投資が進む中、モーション部品の供給体制が追いつくかが業界の焦点となる。Kollmorgenの講演は、部品サプライヤーが量産課題にどう応えるかを示すものだ。 また、Regal RexnordはABB Roboticsと協働ロボット用7軸ユニットを共同開発しており、同社はロボット向けモーション技術のエコシステムを拡大している。ヒューマノイドは協働ロボットより関節数が多く、部品の小型化・高効率化が求められる。Kollmorgenの「関節ごとの設計」アプローチは、こうした要求に応えるためのものだ。 講演では、身体の各ゾーンの要求と量産拡大の課題を概説し、モーションパートナーを評価する枠組みを提供するという。これは、OEMが部品サプライヤーを選定する際の基準を示すものであり、業界標準化への布石となる可能性がある。 ただし、講演の詳細な内容や具体的な技術提案は明らかにされていない。今後のRoboBusinessでの発表が待たれる。詳細は原典を参照されたい。

なぜ重要か

ヒューマノイドの量産化が目前に迫る中、モーション部品の供給体制が競争力を左右する。Kollmorgenの動きは、部品サプライヤーが量産課題にどう応えるかを示すものであり、業界全体のサプライチェーンに影響を与える。