何が起きたか
jidounten-lab.comが、Waymoのマドリードでのロボタクシー展開計画を報じた。
本紙の見方
今回の材料は、Waymoに関する計画を扱った記事が掲載されたという報道である。計画の記載と、車両が実際に稼働していること、利用者が乗車できること、運行がどの規模に達したかは、それぞれ異なる段階の情報として扱う必要がある。詳細は原典を参照されたい。 本紙関連記事のWaymoの米3都市での無人ロボタクシー一般開放をjidounten-lab.comが報道は、一般向けに利用できる状態と実際の運行規模・利用状況を区別している。この区別は都市ごとの計画を読む際にも有効だ。サービス開始の発表だけでは、対象エリアや利用条件、稼働車両数、乗車実績まで分かったことにはならない。 また、Uber、フェニックスで自動運転車の遠隔支援スタッフを募集と報道では、求人の存在をロボタクシーの運行規模そのものとみなさない視点が示されている。人員募集は組織や支援体制についての手掛かりにはなるが、それだけで運行台数や乗車数を示すものではない。同様に、EE Times Japan、Waymoのロボタクシー乗車を扱う記事を掲載が扱う乗車体験も、サービス全体の利用状況を測る統計とは別物である。 したがって、都市間の進展を比較するには、計画の有無や記事の露出ではなく、試験・一般開放・実際の運行を分けた記録が必要になる。今後確認すべきなのは、各段階の実施状況に加え、対象範囲や車両数、利用実績を示す公表情報があるかどうかだ。現時点で与えられた記事だけから、マドリードでの運行規模や利用状況を評価することはできない。