MELFAとは何か MELFA(メルファ)は、三菱電機の産業用ロボットのブランド名である。同社は工場自動化(FA)事業の一環としてロボットを展開しており、MELFAはその製品群を指す。本紙はこれまで、協働ロボット「[MELFA ASSISTA](/news/mitsubishidenki-dousha-hatsu-no-kyoudou-robotto-melfa-assist-06cbd7)」や重可搬ロボット「RV-35/50/80 FR」など、MELFAシリーズの具体的な製品を報じてきた。
協働ロボット「MELFA ASSISTA」の登場 三菱電機は2020年5月21日、同社初の協働ロボット「MELFA ASSISTA」を発売した。6軸多関節型で最大可搬質量は5kgであり、ロボットアームの専用操作ボタンで教示できるため、ティーチングボックスが不要なのが特徴である。自動車、電気電子部品、食品、医薬品、衛生用品業界などへの販売を見込むとされた。
南北米での販売開始 同年10月28日には、米国子会社Mitsubishi Electric Automation, Inc.が「MELFA ASSISTA」の南北米での販売開始を発表した。この製品は6軸多関節型で最大可搬質量5kg、繰り返し位置決め精度±0.03mmを備え、ティーチングボックス不要の教示方式を採用する。北米市場での販売は、同社のロボット事業における海外展開の一環とみられる。
重可搬・長リーチの新シリーズ 2024年5月29日には、三菱電機オートメーションが重可搬・長リーチ向けの産業用ロボット新シリーズ「RV-35/50/80 FR」を発表した。最大可搬質量は80kg、最大リーチは2100mmで、エンドオブラインのパレタイジングや大型部品のマシンテンディング用途を想定する。同社の製品マネージャーであるカーティス・シリアセン氏は、従来はアクセスできなかった用途が可能になると述べている。
MELFAの特徴と展開 MELFAシリーズは、協働ロボットから重可搬ロボットまで幅広いラインアップを持つ。協働ロボットではティーチングボックス不要の教示方式を採用し、導入のしやすさを追求する一方、重可搬機では可搬質量とリーチを拡大し、自動化の適用範囲を広げている。これらの製品は、工場の自動化ニーズに応える形で展開されている。
まとめ MELFAは三菱電機の産業用ロボットブランドであり、協働ロボット「MELFA ASSISTA」と重可搬ロボット「RV-35/50/80 FR」がその代表例である。本紙の報道から、同ブランドが自動化の多様な用途に対応する製品群を提供していることが分かる。
本紙の関連記事
- 三菱電機、米Array Labsに1000万ドル出資 宇宙ベースAMTIの事業化で協業(2026-08-19) - 三菱電機、可搬80kg・リーチ2100mmの産業用ロボット新シリーズを発表(2024-05-29) - 三菱電機、協働ロボット「MELFA ASSISTA」を南北米で販売開始(2020-10-28) - 三菱電機、同社初の協働ロボット「MELFA ASSISTA」を発売 ティーチングボックス不要の教示方式(2020-05-26)
なぜ重要か
MELFAは三菱電機の産業用ロボットブランドであり、工場自動化の選択肢を理解する上で重要である。本稿では、協働ロボットと重可搬ロボットの実例を通じて、その特徴と展開を整理した。