何が起きたか

北京人形機器人創新中心が開発した天工Ultraは、北京で開催された第2回世界人型ロボット競技会の大型ロボット部門100メートル決勝で8.64秒を記録し優勝した。同機は予選で9.39秒、準決勝で8.86秒を記録しており、3度記録を更新した。決勝後、複数のロボットが停止できずにバリアへ衝突し、一部から火花が出る場面もあった。

なぜ重要か

人型ロボットの移動機構や姿勢制御を評価する研究者や開発者にとって、この結果は同じ大会条件で天工Ultraの100メートル走が予選9.39秒、準決勝8.86秒、決勝8.64秒へと短期間で改善した点に意味がある。一方で決勝後には優勝機を含む複数の機体が停止できずバリアに衝突しており、速く走る性能だけでなく、減速と停止まで含めた制御の課題も残っていることが分かる。