何が起きたか

ビンガムトン大学は2022年7月20日、システム科学・産業工学助教授のステファニー・トゥルク・ジェッソ氏が、看護師の認知負荷を軽減し業務を支援するロボットの設計を目指す研究に対し、全米科学財団のCAREER賞(66万3724ドル)を受賞したと発表した。同氏は看護師と協力し、AI・ロボットシステムの設計に看護師の意見を反映させる計画で、看護学生向けの夏季マイクロクレデンシャル講座も設計する予定だと報じている。

なぜ重要か

重要なのは、病院でロボットを使う研究でも、看護師を単なる導入先ではなく設計の担い手として位置づけ、看護師の判断や動き方を踏まえて支援方法を決めようとしている点だ。発表元によれば、研究費は看護師向けの人工知能・ロボット設計と、看護学生に符号化や三次元造形を教える短期講座にも充てられ、現場で使う側が設計に関わる条件づくりまで対象にしている。