何が起きたか
IFRは2021年3月16日、米自動車産業のロボット密度が過去最高の1万従業員あたり1287台に達し、世界7位になったと発表した。IFRのミルトン・ゲリー会長は、2008年金融危機後の回復期に自動車各社がロボットに投資し雇用を創出したと述べ、今回も自動化が成長の鍵と強調した。また、2020年に米国で非自動車部門からのロボット注文が自動車部門を初めて上回り、米国のロボット販売台数は前年比7%増、ライフサイエンス向けは72%増だったと報告した。
なぜ重要か
米国の製造業で産業用ロボットの導入余地がどこに大きいかを見分ける材料になる。自動車産業は従業員1万人あたり1287台でドイツや日本に近い一方、一般産業は139台にとどまり、さらにIFRによると2020年は米国で非自動車分野の年間受注が自動車分野を初めて上回り、ライフサイエンス向け受注も大きく増えた。