何が起きたか
igusは2025年3月17日、デルタロボットのセットアップ手順を解説する動画を公開した。動画では、フレームへの設置、ロボット制御ソフトウェアへの接続、エンドオブアームツールの追加までの一連の工程を紹介している。同社は低価格自動化を推進しており、2025年12月にはAMR「ReBeLMove Pro」を発表。同社は自社の射出成形機からの製品搬送にこのAMRを活用している。
詳細
igusは2025年3月17日、デルタロボットのセットアップ手順を解説する動画を公開した。動画では、フレームへの設置、ロボット制御ソフトウェアへの接続、エンドオブアームツールの追加までの一連の工程を紹介している。同社は低価格自動化を推進しており、2025年12月にはAMR「ReBeLMove Pro」を発表。同社は自社の射出成形機からの製品搬送にこのAMRを活用している。
Key Facts
| igusは2025年3月17日、デルタロボットのセットアップ手順を解説する動画を公開した。 | [1] |
| 動画では、フレームへの設置、ロボット制御ソフトウェアへの接続、エンドオブアームツールの追加までの一連の工程を紹介している。 | [1] |
| igusは2025年12月にAMR「ReBeLMove Pro」を発表した。 | [2] |
| igusは自社の射出成形機からの製品搬送にReBeLMove Proを活用している。 | [2] |
本紙の見方
igusは2025年3月にデルタロボットのセットアップ動画を公開し、同年12月にはAMR「ReBeLMove Pro」を発表した。これらの動きは、同社が「低価格自動化」を掲げ、ロボット導入の敷居を下げる戦略の一環とみられる。 本紙は2025年7月31日に、igusが低価格ヒューマノイド「Iggy Rob」を発表したと報じた。価格は約5万4500ドルで、産業・サービス・搬送用途を想定する。今回のデルタロボット動画やAMRの発表は、同社のロボット事業の拡大を示すものであり、Iggy Robの発表と合わせて、igusがロボット分野に本格的に参入していることがうかがえる。 igusはモーションプラスチック部品のメーカーであり、自己潤滑性の高分子材料を活用した部品を提供している。同社はこれらの部品をロボットに活用することで、低コスト化を実現しようとしている。デルタロボットのセットアップ動画は、ロボット導入の初心者向けに手順を解説するもので、同社の「ロボット導入の簡便さ」を強調する狙いがあるとみられる。 また、RBTXマーケットプレイスは、ロボット部品やアクセサリを販売するオンラインプラットフォームであり、ユーザーがロボットを構成する部品を個別に購入できる。これにより、ユーザーは自社のニーズに合わせてロボットをカスタマイズできる。igusはこのマーケットプレイスを通じて、ロボット導入のハードルを下げることを目指している。 今回の動画公開は、デルタロボットのセットアップに特化した内容であり、同社のロボット製品群の拡充を示すものだ。今後、igusがどのようなロボット製品を展開し、低価格自動化市場でどのようなシェアを獲得するかが注目される。
なぜ重要か
igusの一連の動きは、ロボット導入のコストと複雑さを低減することで、中小企業を含む幅広い企業に自動化の機会を提供する可能性がある。同社のモーションプラスチック技術とRBTXマーケットプレイスは、ロボット部品の調達を容易にし、カスタマイズを可能にする。これにより、ロボット市場の裾野が広がり、競争が促進されることが期待される。
日本への影響
igusの低価格自動化戦略は、日本の製造業にも影響を与える可能性がある。日本の中小企業は人手不足に直面しており、低コストで導入できるロボットへの需要が高い。igusのモーションプラスチック部品は、日本のロボットメーカーにとっても部品調達の選択肢を広げるものだ。ただし、具体的な日本市場への影響は現時点では不明である。