何が起きたか

読売新聞によると、8月22日に北京で開幕した「世界人型ロボット運動会」で、北京人形機器人創新中心が開発した人型ロボット「天工」が100メートル予選で9秒32(速報値)を記録し、ウサイン・ボルト選手の世界記録9秒58を上回った。天工はゴール後に減速用マットへ激突し炎上したが、観客から拍手が送られた。産経新聞は、参加ロボットは約2000台で、16カ国から660超のチームが参加し、26日まで開催されると報じた。

なぜ重要か

人型ロボットの開発者にとって重要なのは、100メートルで9秒32を出せても、ゴール後に減速できず炎上した事実から、速さだけでは実運用に必要な制御の完成度を測れないと分かる点です。約2000台、16カ国から660超のチームが集まる競技会では、走行だけでなく転倒対応や停止まで含めた運動性能の差を比較できます。