何が起きたか
株式会社スペースデータ(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤航陽)は、2026年8月に志々目裕太氏がレジリエンス事業責任者(Chief Business Officer、CBO)に就任したことを発表した。志々目氏はトヨタ自動車株式会社において、次世代MaaS事業構想の策定やデータプラットフォーム事業の立ち上げを主導した経歴を持ち、同社の安全保障事業本部に所属する。就任の目的は、自然災害の激甚化や安全保障環境の変化に対応し、平時の防災・減災から有事の危機対応までを見据えたインフラの強靭化・レジリエンス向上を図ることにある。
詳細
スペースデータは、現実に酷似した仮想世界を自動生成する「デジタルツイン」、環境・物理モデルを横断的に結合する「シミュレーション」、自律行動の価値とリスクを定量評価する「フィジカルAI」、実機・仮想・模擬を組み合わせた訓練を可能にする「ロボティクス」などのコア技術で構成された統合プラットフォームを提供している。同社は、同じ基盤から無人機・ロボット制御、訓練・運用システムといった複数の提供形態を生み出せることを強みとしており、防災・インフラ・安全保障など幅広い領域で事業が急速に拡大している。今回のCBO就任は、レジリエンス事業の推進体制を強化し、政府機関・自治体・民間企業との連携を推進するためのものとしている。 志々目氏は、トヨタ自動車ではコネクティッドカンパニーMaaS事業部において、モビリティカンパニーへの変革の中核となる次世代事業構想および中期経営計画の策定を主導した。また、トヨタ初の試みとなるモビリティデータを活用した新規データビジネスの商用化プロジェクトでは、厳格なプライバシー・品質基準を満たす運用体制をゼロから構築し、当初計画から大幅な前倒しでの早期上市を実現したとされる。独立後は経営コンサルティング会社を創業し、NEDOの技術経営アドバイザーとしてディープテックスタートアップの事業化を支援した経歴を持つ。
Key Facts
| 株式会社スペースデータは2026年8月に志々目裕太氏がレジリエンス事業責任者(CBO)に就任したと発表した。 | [1] |
| 志々目氏はトヨタ自動車株式会社において次世代MaaS事業構想の策定やデータプラットフォーム事業の立ち上げを主導した。 | [1] |
| スペースデータは東京都港区に本社を置き、代表取締役社長は佐藤航陽氏。 | [1] |
| 同社はデジタルツイン、シミュレーション、フィジカルAI、ロボティクスなどのコア技術で構成された統合プラットフォームを提供している。 | [1] |
| 志々目氏はトヨタ自動車でコネクティッドカンパニーMaaS事業部に所属し、次世代事業構想および中期経営計画の策定を主導した。 | [1] |
| 志々目氏はトヨタ初の試みとなるモビリティデータを活用した新規データビジネスの商用化プロジェクトで、当初計画から大幅な前倒しでの早期上市を実現した。 | [1] |
| 志々目氏は独立後に経営コンサルティング会社を創業し、NEDOの技術経営アドバイザーとしてディープテックスタートアップの事業化を支援した。 | [1] |
| スペースデータの資本金は15億1300万円で、事業内容は宇宙開発に関わる投資と研究。 | [1] |
なぜ重要か
この人事は、スペースデータがレジリエンス事業を強化し、平時・有事のデュアルユースに対応した国家・都市のインフラづくりを加速する狙いを示している。トヨタ自動車出身の事業開発プロフェッショナルを迎えることで、政府機関・自治体・民間企業との連携拡大が期待される。