何が起きたか

アジア最大級の技術見本市「Computex」が台湾で開幕し、チェスを指すロボットが注目を集めた。このロボットは台湾の工業技術研究院が開発し、AIを搭載して駒の認識や対戦相手とのインタラクションが可能。他にもAI関連の展示が多数行われた。

詳細

2017年5月31日付のJakarta Postの報道によると、アジア最大級の技術見本市「Computex」が台湾で開幕し、人工知能が中心テーマとなった。会場では、チェスを指すロボットが来場者の注目を集め、模擬チェスゲームでポーンを取る動作を披露した。開発した台湾の工業技術研究院の部門ディレクター、Lewis Liu氏は、「小さなチェスの駒の形を認識し、脳に通知し、AIの動きを実行し、対戦相手とインタラクトできる」と説明した。 このロボットはインテリジェントビジョンシステムを搭載し、コーヒーカップの残量を検知して補充が必要か判断することもできる。発明者らは、組み立てラインでの作業から介護まで、幅広い用途を想定しているという。 また、台湾ではすでに「Pepper」という名前の小型ロボットが職場に導入されており、昨年台北の2つの銀行と1つの保険会社で、音楽に合わせて踊ったり、ロビーで子供と遊んだり、スタッフのエアロビクスを先導したりしている。 米国の電気自動車メーカーであるTeslaも、Model SとModel Xを初出展し、人工知能の重要性を強調した。Tesla台湾のマーケティング・コミュニケーションズ・マネージャー、Hans Li氏は「完全なドライバーレスに向かっている」と述べた。台湾の陳建仁副総統は、政府が先月民間部門とAIラボを設立したと述べ、「我が国の発展における重要な焦点」と説明した。 2016年にバーチャルリアリティが話題となった後も、その流れは続いており、企業はエンターテイメントやゲーム以外の用途を開発している。香港のZotacは、VRバックパックを展示し、ユーザーがケーブルにつまずく心配なく動き回れるようにした。Zotacの製品ディレクター、Jacky Huang氏は、多くのクライアントが戦闘訓練や兵士の心的外傷後治療など、エンターテイメント以外の目的で使用していると述べた。台湾のPCメーカーAcerは、スウェーデンのStarbreezeと共同開発したVRヘッドセット「StarVR」を展示し、IMAXシアターで展開中である。AcerのCEO、Jason Chen氏は、将来的にVRからAIに移行したいと述べた。

Key Facts

アジア最大級の技術見本市「Computex」が台湾で開幕し、人工知能が中心テーマとなった。[0]
チェスを指すロボットは台湾の工業技術研究院が開発し、模擬チェスゲームでポーンを取る動作を披露した。[0]
工業技術研究院の部門ディレクターLewis Liu氏は、ロボットが「小さなチェスの駒の形を認識し、脳に通知し、AIの動きを実行し、対戦相手とインタラクトできる」と説明した。[0]
ロボットはインテリジェントビジョンシステムを搭載し、コーヒーカップの残量を検知して補充が必要か判断できる。[0]
台湾では「Pepper」という小型ロボットが昨年、台北の2つの銀行と1つの保険会社に導入された。[0]
TeslaはModel SとModel Xを初出展し、Tesla台湾のHans Li氏は「完全なドライバーレスに向かっている」と述べた。[0]
台湾の陳建仁副総統は、政府が先月民間部門とAIラボを設立したと述べた。[0]
香港のZotacはVRバックパックを展示し、製品ディレクターのJacky Huang氏は戦闘訓練や心的外傷後治療など非エンターテイメント用途を挙げた。[0]
AcerはスウェーデンのStarbreezeと共同開発したVRヘッドセット「StarVR」を展示し、IMAXシアターで展開中である。[0]
AcerのCEO Jason Chen氏は、将来的にVRからAIに移行したいと述べた。[0]

なぜ重要か

この見本市は、台湾がAI分野に注力していることを示すものであり、政府がAIラボを設立するなど、国家戦略としてAIを推進している。また、チェスロボットやVR技術の展示は、AIとロボット技術の実用化が進んでいることを示している。