何が起きたか

工場自動化向けシステム開発の大手である米国ロックウェル・オートメーションと、イタリアの大手ロボットメーカーであるコマウは4月20日、ロボット制御ソリューションで協業すると発表した。具体的には、ロックウェルの設計ソフトウエア「Studio 5000」を使えば、ロックウェルのコントローラーで制御されるコマウのロボットアームも含めた設備全体のプログラムを作成できるようになる。

詳細

従来は、異なる複数のソフトで機械制御やロボットシステムを連携していたが、今回の協業によりこうした手間を省けるとしている。また、生産ラインなどをデジタル上で再現できるソフト「Emulate 3Dデジタルツインソフトウエア」を、コマウのロボットにも対応させる。機械メーカーやシステムインテグレーターの担当者は、開発や導入を効率化できるという。 さらに、両社の協業はエンドユーザーにもメリットをもたらすとし、エンドユーザーは分析やデジタルツインのツールを使い、設備の性能や生産の最適化などについてより多くの情報を得られるという。ロックウェルのブレイク・モレット会長兼最高経営責任者(CEO)は「コマウとの協業は、プログラミングとライフサイクル管理を簡単にし、顧客に価値を提供するまでの時間を早める」と話した。また、コマウのパオロ・カルマッシCEOは、「コマウのロボット工学や自動化などの専門知識と、マテハンや食品、ライフサイエンスなど幅広い分野での経験を組み合わせ、顧客に価値のあるロボットソリューションを提供できる」と述べた。

Key Facts

ロックウェル・オートメーションとコマウは4月20日にロボット制御ソリューションでの協業を発表した。[1]
ロックウェルは米国の工場自動化向けシステム開発の大手、コマウはイタリアの大手ロボットメーカー。[1]
ロックウェルの設計ソフト「Studio 5000」で、コマウのロボットアームを含む設備全体のプログラムを作成できる。[1]
従来は異なる複数のソフトで機械制御やロボットシステムを連携していたが、その手間を省ける。[1]
「Emulate 3Dデジタルツインソフトウエア」をコマウのロボットにも対応させる。[1]
機械メーカーやシステムインテグレーターの担当者は開発や導入を効率化できる。[1]
エンドユーザーは分析やデジタルツインのツールで設備の性能や生産の最適化について情報を得られる。[1]
ロックウェルのブレイク・モレット会長兼CEOは「プログラミングとライフサイクル管理を簡単にし、顧客に価値を提供するまでの時間を早める」と述べた。[1]
コマウのパオロ・カルマッシCEOは「ロボット工学や自動化などの専門知識と、マテハンや食品、ライフサイエンスなど幅広い分野での経験を組み合わせる」と述べた。[1]

なぜ重要か

この協業により、ロボットシステムのプログラミングとライフサイクル管理が簡素化され、顧客への価値提供までの時間が短縮される可能性がある。また、デジタルツイン技術の適用範囲が拡大し、工場自動化の効率向上が期待される。