何が起きたか
日清紡マイクロデバイスは「第12回 猛暑対策展」において、冷凍倉庫などの低温環境に対応した接近検知/警告センサーを参考出展した。同社はミリ波センサーの活用により、冷凍倉庫内でフォークリフトを使って荷物を運ぶ際の設備などへの接触事故防止を図る。
詳細
冷凍食品の需要が増加し、冷凍倉庫の建設が相次いでいる。一方で、冷凍倉庫内でフォークリフトを使って荷物を運ぶ際に、設備などに貨物が接触する事故が起こる可能性がある。こうした中、日清紡マイクロデバイスは「第12回 猛暑対策展」(2026年7月13〜15日、東京ビッグサイト)の構成展1である「第12回 猛暑対策展」において、冷凍倉庫などの低温環境に対応した接近検知/警告センサーを参考出展した。 冷凍倉庫に接触防止用のセンサーを設置しても、従来の光学センサーでは結露や曇りで検知できなくなることがあり、超音波センサーでは低温環境で精度が不安定になるなどの懸念がある。そこで同社が着目したのがミリ波センサーの活用だ。−20℃まで対応するミリ波センサーを開発することで、フォークリフトなどに近づいた際に、接近に応じて警告するなどの用途を想定している。 同社の担当者は「ミリ波は電波なので、結露などがあっても確実に検知できる。低温環境でのセンサーの設置に適しているという話を聞き、開発を始めた」と説明する。従来のミリ波センサーに、温度などの影響を受けにくい電子部品の選定ヒーター、さらにカバーなどの追加装備を施すことで、低温環境でも確実に動作するようになるという。
Key Facts
| 日清紡マイクロデバイスは「第12回 猛暑対策展」で冷凍倉庫向け接近検知/警告センサーを参考出展した(2026年7月13〜15日、東京ビッグサイト) | [0] |
| 冷凍食品の需要増加により冷凍倉庫の建設が相次いでいる | [0] |
| 冷凍倉庫内でフォークリフトを使用する際、設備などに貨物が接触する事故の可能性がある | [0] |
| 従来の光学センサーは結露や曇りで検知できないことがある | [0] |
| 超音波センサーは低温環境で精度が不安定になる懸念がある | [0] |
| 日清紡マイクロデバイスは−20℃まで対応するミリ波センサーを開発した | [0] |
| ミリ波センサーは電波のため結露などがあっても確実に検知できると同社は説明している | [0] |
| 従来のミリ波センサーに温度などの影響を受けにくい電子部品の選定、ヒーター、カバーなどの追加装備を施した | [0] |
なぜ重要か
冷凍倉庫の増加に伴い、低温環境での安全対策が課題となる中、ミリ波センサーによる接近検知は、従来技術の欠点を補う可能性がある。同社の取り組みは、冷凍倉庫内の事故防止に寄与する技術として注目される。